過敏性腸症候群にはタイプがあります。
4つのタイプ
便秘型
「硬い便・コロコロ便」が特徴で女性に多いです。
便が停滞した状態が続き、
ウサギの糞のような硬いコロコロとした便が出ます。
排便をしてもスッキリせず残便感があります。
腹痛がありお腹の不快感が出ます。
便秘状態が続くため腹部の膨満感やガスが溜まりやすくなります。
便秘になるとお腹に溜まったガスがうまく排出されないことが多く、
下腹部がパンパンに張り気持ちが悪くなることもあります
便秘型では80%が女性です。
過敏性腸症候群(IBS)は30代以下に多くみられる傾向があります。
その他の症状は
精神症状:不眠、不安感、抑うつなど
全身症状:頭痛、疲れやすさ、背部痛など
消化器症状:吐き気、嘔吐、食欲不振など
などが出現します。
下痢型
「泥状便・水様便」が多いです。
「通勤時の電車などで急にお腹が痛くなりトイレに行きたくなる」
「食事をした直後に下痢をする」といった下痢を起こしやすくなる特徴があります。
この状態が続くと、「電車に乗るとまたトイレに行きたくなるのでは」と
精神的に不安定になり症状が悪化する事も多いです。
腹痛、下痢、ガス症状、お腹が張る感じ、残便感、お腹がゴロゴロ鳴る感じがあります。
その他症状は
精神症状:不眠、不安感、抑うつなど
全身症状:頭痛、頭重感、疲れやすさ、めまい、肩こり、背部痛など
消化器症状:吐き気、嘔吐、食欲不振など
などが出現します。
混合型
「泥状便・水様便」になったり、「硬い便・コロコロ便」になったりします。
下痢と便秘を交互に繰り返す症状が出る特徴があります。
症状が一定ではないため精神的にも不安になることが多く、
症状が悪化する場合があります。
下痢と便秘を繰り返す為、下剤と便秘薬を交互に乱用する方もいます。
分類不能型
どれにもあてはまらないタイプ
リスクファクター
1.異常な身体所見
2.6ヶ月以内の予期しない体重減少(3kg以上)
3.大腸の器質的疾患の既往及び/または家族歴
4.50歳以上での発症
5.夜間の腹痛(腹痛による覚醒)
6.発熱・関節痛
7.粘血便
過敏性腸症候群以外の腸の病気で気をつけるもの
大腸がん
頻度 : 低
腹痛 便秘 血便 残便感 細い便
がんのために腸内の消化物が通りにくくなります。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)
頻度 低
腹痛血便下痢
腸粘膜が炎症を起こし、ただれたり潰瘍ができます。
大腸憩室
頻度 :中
血便
炎症を起こして、腹痛や血便をきたすことがあります。
何度も憩室炎を起こすと大腸が狭窄し癒着します。
感染性腸炎
頻度 : 季節による
腹痛 下痢
細菌、ウイルス、原虫、寄生虫などが腸内に増殖します。
痔
頻度 : 中
血便
下痢や便秘をすると、痔から出血しやすくなります。
牛乳不耐症(乳糖不耐症)
頻度 : 低
腹痛 下痢
おなかがゴロゴロ鳴る
乳糖を分解・消化する酵素が腸内に少なかったり
腸内にその酵素がない人が、牛乳を飲んだときに起きる症状。
»過敏性腸症候群とはの記事【内容】 過敏性腸症候群は病院の検査で異常が見当たらない病気、特徴、消化器症状以外の症状
»過敏性腸症候群チェックの記事【内容】チェックシート、診断基準
»過敏性腸症候群が起こりやすい状況となりやすい人の記事【内容】どんなときに起こるのか、過敏性腸症候群になりやすい人
»過敏性腸症候群のセルフケアと予防の記事【内容】セルフケア、規則正しい食事、善玉菌を増やす、良質な睡眠、ストレスケア、適度な運動、サプリメントを見直す、腸のマッサージ
»過敏性腸症候群の方がやってはいけない事の記事【内容】ストレスやイライラ、便秘薬を飲む、ごぼう、アーモンド、ココアなどの不溶性食物繊維をとる、早食いまとめぐい、冷たいものを食べたり飲んだり、刺激物をとりすぎる、油っこいものを食べすぎる、アルコールやカフェイン
»鍼灸の過敏性腸症候群に対する効果の根拠の記事【内容】病院で対処方法はない、病院での一般的対処、薬以外にどんな対応が有効か、鍼灸の過敏性腸症候群に対する効果の根拠
クライアントの声
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当院の特徴
痛みの少ない鍼灸と整体です。
当院では優しく心地よく、でもポイントは外さない施術を心がけ
苦しむ日々から抜け出すお手伝いをします。
当院では一人ひとりに合わせた施術を行います
体質がそれぞれ違うようにうつの症状もそれぞれ違います。
薬のようにすべてのひとに同じものを提供しても意味はありません。
そのために大切にしていることは、
あなたの体質やライフスタイルに合わせた施術やご提案をすることです。
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当院では意味のない姿勢矯正や骨格調整は一切行いません。
心身の不調は自律神経が大きく関わっています。
当院では、全身の鍼はもちろん、
日本ではあまり行われていない、本場中国の頭の鍼を取り入れたハイブリッドな鍼灸と整体で施術し
自律神経の安定を図りストレスに耐える4つの力「活動力」「免疫力」「自己治癒力」「バランス力」を高めます。
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自律神経が安定しカラダの緊張が解けると、
溜まっていた不快な感情は循環とともに浄化されやすくなります。
当院では、
「自らバランスを調整する力」
「寝れば回復するカラダ」
「不安を希望に変えるココロ」
を高める事を目指しています。
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自律神経失調症、うつ、パニック障害、メンタル不調、ストレスなどからくる痛み、しびれ、めまい、耳鳴り、頭痛、不眠、動悸、肩こり、過敏性腸症候群、慢性疲労症候群、副腎疲労などの症状を
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港区、浪速区、鶴見区など大阪市内、
豊中市、吹田市、堺市など大阪市外からくる方が多い院です。
コメント
わかりやすい説明ありがとうございます。