jiritsusinkei/ 4月 20, 2020/ 自律神経失調症/ 0 comments

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、自律神経失調症のように病院で検査をしても異常が見つからないがストレスがありヒステリー球(のどに異物感、詰まり感)がある人向けの漢方薬です。

 

鍼灸と合わせる事でより効果が高まります。

 

ストレスは心理的肉体的な緊張を生みだし気の巡りを鈍くさせてしまいます。

 

その時にノドの部分の気の巡りが悪くなるとノドに何か詰まった感じがしたり異物感を感じるようになります。

 

中国古医書の金匱要略の婦人雑病脈証伴治大22・5条に収載された条文には

「婦人咽中如炙臠、半夏厚朴湯主之(婦人、咽中に炙臠あるがごときは半夏厚朴湯、之を主る)」とあります。

 

また、千金方には「千金作、胸満心下堅く、咽中帖帖と、如有炙肉、吐之不嘔出、呑之不下 (胸満、心下堅く、咽中 帖 ちょう 帖として、炙肉有るが如く、之を嘔せども出でず、之を呑めども下 らず)」とあります。

 

 

半夏厚朴湯が処方される人

 

 

主に咽喉の詰まり感がある人です。

 

体力中等度の方で、気持ちが塞ぎこみ、ノドや食道部に異物感があり、動悸、めまい、吐き気などを伴う方。

 

自律神経失調症、パニック障害、不安神経症、神経性胃炎、つわり、バセドウ病、神経性食道狭窄、咽喉頭異常感症、ヒステリー球、梅核気などです。

 

 

自律神経が乱れる身体のメカニズム

 

 

喉に何か詰まった感じがするというのが主な症状になりますが鬱や自律神経失調症だと自覚している方もいます。

 

そのようなときは咽喉の状態を確認します。自律神経が乱れ神経過敏で悩みごとがある人に発症しやすいです。

 

ノドに何か詰まった感がするのでいつも咳をして痰を出そうしますが痰はほとんど出ません。

 

また下腹から何かが突き上がってきてノドや食道に詰まると感じる方もいます。

 

食欲減退があるが食べたら食べることが出来、便秘はなく排尿は回数が多いが量は少ない事が多いです。

 

めまい、頭痛、動棒、胸の苦しさ、浮腫があることもあります。

 

気鬱には太陰経の気滞によるものと、瘀血によるものがありこれを区別することが治療において大切と考えられています。

 

 

半夏厚朴湯の作用メカニズム

 

 

『勿誤薬室方函口訣』には

「この方、局方四七湯と名ずく、気剤の権与なり、故に梅核気を治するのみならず、諸気疾に活用してよし、金匱、千金に据えて婦人のみに用いるは非なり、けだし婦人は気鬱多きものゆえ、血病も気より生ずる者多し、一婦人、産後気舒暢せず、少し頭痛もあり、前医血症として芎帰の剤を投ずれども不治、これを診するに脈沈なり、因って気滞生痰の症としてこの方を与えれば、不日に癒、血病に気を理する、また一手段なり〜」とあります。

 

半夏、生姜、紫蘇葉の辛味剤で気を巡らせます。

 

主に太陰脾経の気を循環させて疲飲を除去しますが、辛味は少陰経の陽気も補い、肝血の発生も促します。

 

厚朴は太陰脾経の発散の気を補って陽明経からの陽気の発散を助けますが、気味が苦温なので、血を巡らせる栄気を補います。

 

茯苓は脾に入り、津液を多くして血脈中に入れ、心血や腎の津液を多くします。

 

咽喉の詰まり感や梅核気は柴胡桂枝乾姜湯や苓桂朮甘湯にも現れるので咽喉の詰まり感は腎虚によるものという事が分かります。

 

腎の引き締める気が弱くなった事で、少陰経の陽気(衝脈の気)が突き上がってくるのです。

 

そのことから考えると咽頭の詰まり感と奔豚気は病理としては似ていると考えられます。

 

適応となる身体の状態

 

半夏厚朴湯が処方される症状の方の体の状態

 

 

見た目の状態

 

 

憂鬱そうな風貌。舌は湿。

 

お腹の状態

 

左ヘソの横か上に動棒があります。左腹直筋がかたく緊張しています。これは肝虚があるという事です。

 

巨闕に抵抗がありこれは水が多いことをあらわしています(心下堅といいます)

 

半夏厚朴湯の配合生薬

 

半夏、厚朴、茯苓、生姜、紫蘇葉

 

漢方と鍼灸は相性がいい

 

内から漢方、外から鍼灸という言葉があるように、漢方と鍼灸はとても相性がいいです。

 

漢方を飲んでおられる方が鍼灸をしていくことで、改善が早まった事も多いです。

 

また鍼灸によって漢方の副作用が軽減したと仰方もいらっしゃいました。

 

(漢方は直接身体に入れるので体が弱っていると副作用が出ることがあります)

 

鍼も漢方も東洋医学の診断を基礎として体質に合わせて対処します。根本が同じなので相性がいいです。

 

鍼灸による半夏厚朴湯に合わせた対応

 

太渓、太衡、隠白の補法。隠白の代わりに三陰交を使う場合もあります。

 

関元の補法。透熱灸は壮数が多いと悪化することがあります。

 

肺兪、肝兪、脾兪、腎兪を補法、全体に皮膚誠のような接触鍼が有効です。

 

 

クライアントの声

 

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当院の特徴

 

痛みの少ない鍼灸と整体です。

 

当院では優しく心地よく、でもポイントは外さない施術を心がけ

 

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当院では一人ひとりに合わせた施術を行います

 

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そのために大切にしていることは、

 

あなたの体質やライフスタイルに合わせた施術やご提案をすることです。


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当院では意味のない姿勢矯正や骨格調整は一切行いません。

 

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当院では、全身の鍼はもちろん、

 

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当院では、

 

「自らバランスを調整する力」

 

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