過食を止めたければ食欲を抑え込んではいけません。
心を満たす3つの正しい食べ方
①食べてしまう自分を責めない
②食べたいものを食べる
③全感覚を使い味わう
過食の方は食べることに罪の意識を感じてしまいます。
罪悪感の為、食欲を抑えこもうしますが、本能を抑え込む事はできず新たなストレスでさらなる過食になります。
大切なことは罪悪感を捨てることです。そして本当に食べたいものを本当の意味で味わい食べることが、心と体の満足得ることができます。
過食は心身の足りていないSOSサイン
過食は体や心の叫びであり、足りていない事を知らせるSOSのサインです。
例えば月経前症候群(PMS)だと月経前に急に食欲が抑えられなくなることがあります。
これも体が栄養不足のサインを出しているからです。
その月の食事が不良だと月経に必要な血液やエネルギーが足りなくなるので体が食べるように指示を出すのです。
また心の栄養不足というのは本当に食べたいものを食べていない事でも起こります。
体重が増える事が恐怖でためらったり、糖質制限やカロリー制限で自分に対する禁止項目を作り食欲を抑え込もうとしたりという
栄養素的な考えのみで食べるものを選ぶ人などは、抑圧となりストレスを生み
ある程度、量的に食べていたとしても心に栄養が回らなくなります。
食事で心の栄養を満たすにはおいしいと感じながら食べ、食事に幸せ感じることが大切です。
適当にあるものを食べたり、本当に食べたいものを食べていない事は心の栄養にはなりません。
食欲は抗えない本能です。
心から食べたいものを食べ本能を満足させることが過食を止める為に重要なのです。
ポイントとしては五感を最大限刺激し満足させることです。見た目が良いもので視覚からも美味しいと感じさせることです。
これが全感覚を使って食べるということです。
また余談ですが値段も心の満足度に関与します。高い物と安い物、どちらか迷えば高い方を選ぶようにしてみましょう。
過食は止めなくて大丈夫
過食は止めなくていいです。
なぜなら摂食障害は心の不安定が原因だからです。
心のバランスが整えば自然と改善されていきます。
ですので過食衝動を起こしてしまうような抑圧した食生活をする必要はありません。
過食衝動を起こさないようにするためには逆に食べることを我慢せずちゃんと三食食べる事の方が効果的です。
もちろん最低限の栄養バランスは大切です。
栄養バランスの乱れも過食衝動のきっかけになるからです。
特に炭水化物は大切です。
糖質制限が流行っているので痩せようとして炭水化物を抜く事は、自動的に過食衝動スイッチをプ入れることになります。
また、アルコールも気を付けましょう。
アルコールは心理的な乱れを生むため過食衝動を後押しする危険があります。
アルコールにより摂食障害からアルコール依存に進むパターンもありますので要注意です。
上記の最低限の食事ルールを守りながらちゃんと食べる事が大切です。
手放す事
過食を早く止めたいと焦ってはいけません。
焦る気持ちは否定する気持ちを呼びそこから過食衝動に発展してしまいます。
過食は基本的に悪循環のループです。
ループを断ち切るためにはそのどこかを手放さないといけません。
体重を手放す。(体重へのこだわり)
食べることを手放す。(罪悪感)
ダメな自分を手放す。(自分を認める)などです。
過食には、身体的な側面と心理的な側面の2つがあります。
身体的な側面というのは、身体の栄養のが足りていない状態で、回復させるために過食衝動が起きている状態です。
心理的な側面というのは、ストレス、心の栄養不足を食で満たそうとしていたり、
イライラなどでこもった熱を食べる事で発散している状態です。
過食はこの2つが混在しています。
極端に言うと身体と心が満たされれば過食は止まります。
ストレス、心の栄養不足の問題がない人は身体が満たされれば過食は止まります。
ただし一度は体重を手放す必要がありますが。(厳密にいうと体重のこだわりも心の影響ですが)
ただ、ほとんどの場合は心理的にストレスや不満を抱えていることが多いです。
イライラの感情や行き場のない感情。
これが血流を押し上げて頭にこもる熱となり発散させる働きとして食欲に化けます。
この時に興奮や緊張として自律神経も関わってきます。
こもった熱を胃に回さず解消するには自律神経の安定による興奮の鎮静も必要なのです。
それと同時に必要なのが、安心の確保、心の安定です。
現在の調整(自律神経の安定)・過去の調整(思考イメージの再統合)
心の安定は過去の調整も必要です。
自己否定や体重のこだわりを生み出している思考の癖のきっかけとなった過去を解析しイメージと認識の再統合をしていきます。
まとめると抑圧の解放を前提する
現在の調整としての自律神経の安定
過去の調整としての思考イメージの再統合です。
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