自律神経失調症やパニック発作と薬物乱用の関係【大阪の心斎橋や本町の鍼灸と整体】

自律神経失調症

コカインを使用した疑いでピエール瀧氏が逮捕されたニュースが話題になったこともあり

 

今回の記事では彼が使用したコカインが自律神経症状を引き起こす事について書いていきます。

 

麻薬をやると自律神経症状が出る

麻薬のような薬物を繰り返し使用していると、耐性といってクスリに対する抵抗力ができていき

 

使用量を増やさないと効果が出なくなってしまいます。

 

そしてどんどん使用量が増えていく事でやめることができない依存状態になっていきます。

 

その様な時に突然、薬物を摂取することをやめると現れるのが禁断症状です。

 

体内に流れている薬物が急に無くなる事で現れる症状で、離脱症状や退薬症状ともいいます。

 

この禁断症状は自律神経の嵐とも呼ばれます。

 

なぜなら瞳孔が開く、あくび、涙が出る、唾液がたくさん出る、発汗、下痢、吐き気、嘔吐、

 

悪寒、発熱、心臓がドキドキする、不眠、筋肉が痙攣する、脱水症状などは

 

すべて自律神経症状だからです。

 

つまり禁断症状が出ているときは、急激な自律神経失調症状態なのです。

 

こんなときその薬物を与えると症状は軽減したり消失したりします。これは依存症の原因でもあります。

睡眠薬などの離脱症状も同じ

 

また禁断症状は離脱症状とも言われるわけで、

 

それは睡眠薬、抗うつ剤、抗不安薬、自律神経失調症で出される薬でも同様に離脱症状があります。

 

睡眠薬や抗不安薬を急激に減らすと離脱症状が出てまた飲みだすと症状が治まるわけですから、

 

このような治療の薬も依存性があり危険性をはらんでいるのも事実です。

 

コカインについて

コカインは交感神経刺激薬です。

 

この時点で交感神経をガンガン刺激するので自律神経にとって良い事はありません。

 

コカインの症状~パニック発作も

 

コカインの症状についてです。

急性効果

コカインを注射や吸入すると、刺激の亢進、覚醒感、多幸感、活力が上がる感じ、全能感やすごくなったような気分がでます。

 

コカインを吸入する人は気胸や縦隔気腫が発生することがあり、胸の痛みや呼吸困難を引き起こします。

 

また心筋虚血を引き起こす場合もあります。

 

そして不整脈と伝導異常が起こる可能性がり心臓への影響により突然死に至るもあります。

 

狂騒の末に激しく疲労します。

 

過剰摂取

 

重度の不安、パニック発作、不眠、振戦、痙攣発作、散瞳、発汗、高体温、不整脈、

 

心拍数と血圧が増加するなどひどい自律神経症状が見られます。

 

激越、攻撃性、幻覚、偏執性妄想、判断力の低下、せん妄、統合失調症様症状、脳卒中、大動脈解離、腸管虚血、心筋梗塞を引き起こす場合があり危険です。

 

コカインとアルコールを同時に使用すると刺激特性をもち中毒の原因となりうる縮合物コカエチレンが生じるので危険です。

 

離脱症状

抑うつ、集中困難、傾眠(コカインウォッシュアウト症候群)などです。

 

コカインの作用メカニズム

植物のコカの葉に含まれるアルカロイドであるコカインは、中枢および末梢神経系でノルアドレナリン、ドパミン、およびセロトニンの活性を高めます。

 

ノルアドレナリン活性は、頻脈、高血圧、散瞳、発汗、および高体温といった交感神経刺激作用の原因となます。

 

交感神経の過剰な刺激は自律神経を乱し、薬物をやめたあとでも自律神経症状が出やすかったり、抑うつになりやすかったりします。

 

コカインは自律神経を介して血管収縮を引き起こすので、全ての臓器に影響を及ぼします。

 

その影響として、心筋梗塞、脳虚血、脳出血、大動脈解離、腸管虚血、腎虚血などの重篤な疾患につながるのです。

 

まとめ

薬物乱用は自律神経失調症やパニック障害をひき起こすだけでなく

 

死に至る為言うまでもありませんが非常に危険です。

 

クラブなどですすめられても断る勇気を持ちましょう。

 

青少年期に薬物をやっていると自律神経失調症やパニック発作、うつ病などになりやすくなります。

 

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