耳鳴りは自律神経に大きく関わっています。耳の構造的な疾患でも、もちろん耳鳴りは起こりますがストレスや疲労が原因で自律神経が乱れ耳鳴りを起こすことも多いです。
そのため自律神経の乱れによって起こった興奮を下げるための全身のツボも多用します。また東洋医学的には上半身に熱が溜まった状態や胃腸の悪さから耳の熱が下がらない等、独自の考え方がありますのでそれぞれに基づいたツボを使います。
頭にある耳鳴のツボ
頭のツボは刺激量が高い為効果が大きいです。セルケアでも使えますが最も効果的なのは鍼刺激です。
翳風(えいふう)
耳周囲をぐるぐる回っている経絡の循環を良くするために効果的なツボです。
耳門(じもん)
口を大きく開けた時に耳の内側の突起から指1本分上のくぼみにあるツボです。翳風と同じく耳の循環を良くします。
聴会(ちょうえ)
耳の前、耳門の下、口をあけた時に耳の前にできるくぼみの中にあります。
完骨(かんこつ)
乳様突起の先っぽより後下方のへこみにあります。後頭部の首のへこみを外側にずらしていくと当たります。
風池から指をさらに1本分外側にあるツボです。耳鳴りなどの自律神経症状にも使います。耳の興奮、自律神経の興奮を押えます。
陽維(ようい)
耳の裏側の中央のつけ根にあり耳を前に引っ張ったとき出来る筋のところにあります。
聾通(ろうつう)
耳たぶのうしろの乳様突起の先端から1cm下、1cm後 にあります。
暈聴区(うんちょうく)
側頭部にある耳の症状に影響を及ぼす区画です。
天柱(てんちゅう)
後頭部のくぼみの中央から左右に指を1本分外側にあるツボです。自律神経のバランスを整える為には必ずといっていいほど使うツボです。脳疲労を和らげます。
首や後頭部は、自律神経の症状が現われやすいです。
和髎(わりょう)
もみあげの下にあるツボです。耳鳴りや眼精疲労、ストレスによる顎の噛みしめなどにも効果的です。
⇒顎関節症のまとめ記事
角孫(かくそん)
耳の先端の上にあるツボです。耳鳴はもちろん頭痛や考えすぎによる緊張に効果的です。
百会(ひゃくえ)
頭の頂点の中心にあります。
百会は、「多くの経絡が会うところ」という意味で、いくつもの経絡が交わっているので、様々な症状に使われます。
別名『脳の玄関』とも言われています。
またこの百会の前後左右にも4か所、四神聡というツボがあります。
これらのツボは脳からの神経伝達系に働きかけ、自律神経失調症、不眠症、頭痛に効果のあるツボの一つです。
体中の気が集まる場所なので、百会を中心に四神聡を刺激することで、血流がよくなり、自律神経系の症状や不眠に効果的です。
指で押すと少しへこむ感じがするところが百会です。
耳をゆるめる
耳は頭蓋骨の側頭骨という骨についているので、耳を柔らかくすることで上記の側頭部にある耳鳴のツボや暈聴区に間接的にアプローチできるのです。
耳全体を折りたたんだり外方向、上方向に引っ張るだけでも、耳全体が温かくなってきます。
これが自律神経を副交感神経優位にしてくれるので、とてもリラックスします。
耳鳴の為の頭のセルフマッサージ
次にマッサージ法です。
耳の上から側頭筋をマッサージ
握りこぶしで頭蓋骨を揉むように、上下にぐりぐりしながら10数える、2~3センチずつ上に移動しさせていきます。
上記の角孫や暈聴区をまとめて刺激していき側頭部の緊張がとれたのを感じるまで行います。
耳の後ろをマッサージ
手のひらの下の盛り上がっている部分をこめかみにあてて。後ろに向かって、円を描くようにほぐしていきます。
後頭部をマッサージ
握りこぶし耳の下「完骨」から「天柱」の順に後頭部の中心に向かって刺激していきます。
耳たぶ裏から耳前までマッサージ
翳風を指で持続的に圧迫していきます。聴会を持続圧迫しその後前方にずらして顎関節の筋肉をマッサージします。
最後は両手で、側頭部を手のひら全体で包み込み少し後ろに引き上げながら目を閉じて深呼吸します。そのまま1分間リラックスしたら終了です。
首より下のツボ
速効性よりも慢性状態、自律神経の状態の安定のために使います。
中渚(ちゅうしょ)
耳に熱を上げてしまう経絡の調整に使うツボです。手の甲、小指と薬指の骨の間にあります。
失眠穴(しつみんけつ)
神経を落ち着かせるツボです。足の裏側、かかとの中央の少しへこんだところにあるツボです。
押すよりもお灸などで温める方が良いでしょう。
丹田(たんでん)
交感神経が過剰に働いていると熱や気が浮き上がってきます。興奮した気持ちを「丹田」に下ろすことで、心と体が落ち着いてきます。耳の熱も下がっていきます。
おへその下3~5cmあたりにある場所に位置するツボですので両手のひらを重ねて置き、目を閉じます。
「丹田」に気持ちを集中させ、ゆっくりと呼吸します。
意識が丹田に集まってくると興奮して頭に昇っていた血が下がり、交感神経が鎮まります。
太渓(たいけい)
東洋医学で慢性的な疲労のためのツボです。内くるぶしとアキレス腱の闇にあります。
太衝(たいしょう)
ストレスによる交感神経の興奮を抑えるツボです。足の甲、親指と人差し指の骨の間にあります。
足三里(あしさんり)
胃腸の動きが悪く、東洋医学で言うところの湿という流れを停滞させるものがたまり耳鳴りが起きているときに併用します。
※ツボの場所などがよくわからない方は、施術後にご質問くださいませ。
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そのために大切にしていることは、
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心身の不調は自律神経が大きく関わっています。
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