寝てもとれない疲れ(慢性疲労症候群)~激しい疲労は自律神経の危険アラームだった。

慢性疲労

週末はしっかり休んだのに疲れがとれないなんて事は、あなたも一度や二度は経験したことがあるかもしれません。

 

もしそのような疲労感や倦怠感が続いて、日常生活にも影響が出ているようなら、

 

あなたは慢性疲労症候群かもしれません。

 

  1. 慢性疲労症候群とは
  2. 慢性疲労症候群の症状
    1. 疲労感
    2. 痛み
    3. 精神障害
    4. 知的活動障害
    5. その他
  3. 慢性疲労症候群の原因
    1. ストレス
    2. 自律神経の異常
    3. 免疫異常
    4. 内分泌異常
    5. 副腎疲労症候群
    6. 遺伝
    7. 感染症
  4. セルフチェックシート
  5. 気をつけるべき疾患
    1. 臓器不全
    2. 慢性感染症
    3. 膠原病・リウマチ性、および慢性炎症性疾患
    4. 神経系疾患
    5. 系統的治療を必要とする疾患
    6. 内分泌・代謝疾患
    7. 原発性睡眠障害
    8. 精神疾患
  6. 共存する疾患
    1.  機能性身体症候群(Functional Somatic Syndrome: FSS)
    2.  身体表現性障害 (DSP-IV)
    3. その他の疾患・病態
    4. 合併疾患・病態
  7. 気づきにくい疾患
  8. 慢性疲労症候群に似た疾患
    1. 疼痛性障害
    2. 身体表現性障害
    3. 線維筋痛症
  9. うつ病との違い
    1. 女性の方がストレスに弱い
    2. 女性の環境はストレスが多い
    3. 女性の方が疲れやすい
    4. ダイエットによる栄養の偏り
  10. 慢性疲労は社会に理解されにくい
    1. 理解されないストレス
    2. 慢性疲労症候群の名前が変わるかも
  11. セルフケア
    1. ストレス管理
    2. 自律神経を整える
    3. 新陳代謝を促す
    4. カラダの緊張をほぐす
    5. 血流を良くして免疫力を高める
    6. 認知行動療法
  12. 一般的な対処
  13. 薬以外の対処法
  14. 間違った施術
    1. ①骨盤矯正に意味はない
    2. ②頚椎の歪みは関係ない
    3. ③姿勢と慢性疲労症候群は関係ない
    4. ④脳脊髄液で慢性疲労症候群にはならない
  15. 慢性疲労症候群が本当によくなるには
    1. 名古屋市立大学病院第二内科膠原病・リウマチ専門外来での実績
    2. 権威ある科学エビデンスのレビューで発表
    3. WHO(世界保健機構)で効果が認められている
  16. 当院の特徴
    1. 痛みの少ない鍼灸と整体です。
    2. 当院では一人ひとりに合わせた施術を行います
    3. 自律神経を整えます
    4. メンタルデトックス効果があります
    5. 関連記事

慢性疲労症候群とは

 

慢性的な疲労感や痛みが続きます。

 

ここ最近若い女性に急増している疾患で男女比は1:2.4で女性に多く、20~30代が全体の60%を占めます。

 

30歳前後で発症することが多い事が現在分かっています。

 

1990年代の調査(1999年に厚労省、2004年に文部科学省)では

 

日本人の内30万人が当てはまると言われています。(数千人に及ぶ調査対象のうち約3%が慢性疲労症候群の自覚症状があると回答)

 

ひどい場合だと、これまで何とも無かった人が

 

ある日突然全身の激しい倦怠感に襲われて、症状が半年以上続く人もいます。

 

単純にカラダが疲れていると感じていても、実は自律神経の問題です。

 

それは自律神経の中枢部分で、生体の危険アラームとしてカラダに疲労として現れるのです。

 

だからしっかり休息を取ったりそんなにカラダを酷使したつもりでなくても、

 

激しい疲労感を感じてしまうのです。

 

アメリカで慢性疲労症候群という名前が付けられたのは1988年で、比較的新しい疾患です。

 

英語では「chronic fatigue syndrome」コーニックファティーグシンドロームといい、CFSと呼ばれます。

慢性疲労症候群の症状

代表的な症状が以下です。

 

疲労感

疲労感は非常に重く、その症状が6ヶ月以上続くと慢性疲労症候群と認められる条件の一つになります。

 

ささいな動きや日常的な軽い作業でも疲れてしまい、日常生活にも影響を及ぼしてしまいます。

 

疲れがなかなか取れず運動や頭痛、ストレスで悪化することもあります。

 

抑うつ、不安など精神的な疲れも見られます。

 

痛み

 

筋肉痛や関節痛、肩こり

 

頭痛、ノドの痛み(咽頭痛)、腹痛などを引き起こします。

 

また顔のこわばりなどもあります。

 

リンパの腫れ、リンパ節の痛みなどもあります。

 

 

睡眠障害

 

不眠や過眠などの睡眠障害が現れます。

 

熟睡できなくなり鮮明な夢を見ることも多くなる事もあります。

 

またよく寝たつもりでも、疲労がとれず倦怠感が残ります。

 

精神障害

 

抑うつ状態を引き起こす事もあります。

 

感情が不安定になり不安感や興奮状態などになることもあります。

 

知的活動障害

 

思考能力や記憶能力が低下します。また集中力が続かなかったり健忘などを引き起こす事もあります。

 

その他

微熱が続く、寒気や悪寒、脱力感(力が入らない)など

 

慢性疲労症候群の原因

厚生労働省の疲労研究班の報告では主に

 

ストレスによる体調の変化(自律神経の乱れ)

 

遺伝、神経の以上が指摘されています。

 

以前はEBウィルス、ヘルペスウィルス、風疹ウィルスなどの感染が原因と考えられていましたが、

 

現在ではストレスによる自律神経の乱れやアレルギーが原因として最も指摘されています。

 

ストレス

 

ストレスは自律神経を乱し不調が現れます。

 

強いストレスを受け続けていると、交感神経が亢進しすぎて、

 

カラダを休める為の副交感神経が働かずカラダの修復が進みません。

 

そのため免疫やホルモン分泌に影響を及ぼします。

 

 

自律神経の異常

自律神経が乱れやすい人は少ないストレスでも症状が出やすくなります。

 

免疫異常

 

慢性疲労症候群の方の中にはアレルギーがある人が多い事が分かっています。

 

今までアレルギー反応を引き起こす自己抗体は、脳の機能に影響しないとこれまで考えられてきました。

 

しかし最新の研究によると脱力感や思考能力の低下に影響することが分かってきました。

 

内分泌異常

 

慢性疲労症候群には内分泌異常も多く見られます。

 

ホルモン分泌の乱れにより神経伝達物質の代謝が低下し、疲労感が強まります。

 

 

脳神経異常

 

脳の各部分の血流低下や、糖代謝の低下など明らかな脳機能の異常が見られる事も分かっています。

 

副腎疲労症候群

準備中

 

遺伝

 

ストレスに対する感受性の強さに遺伝的な要因も関係しているようです。

 

感染症

 

感染症が見られる事もあります。

 

これはストレスなどによる免疫・内分泌・自律神経異常により潜伏していたヘルペスウィルスなどが活性化することで

 

感染症を発症するからだと考えられています。

 

この感染症を抑制するために分泌される体内物質

 

脳機能や自律神経の異常を引き起こし、疲労感を引き起こすと考えられています。

 

セルフチェックシート

気になる方は以下のページでチェックしてください。

疲労のチェックシート⇒

気をつけるべき疾患

 

慢性疲労がある場合以下の疾患ではないかを鑑別する必要があります。

 

臓器不全

肝硬変、心不全、肺気腫、慢性腎不全など

 

慢性感染症

AIDS、B型肝炎、C型肝炎など

 

 

膠原病・リウマチ性、および慢性炎症性疾患

全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、シェーグレン症候群、炎症性腸疾患、慢性膵炎など

 

神経系疾患

多発性硬化症、神経筋疾患、てんかん、あるいは疲労感を引き起こすような薬を持続的に用いる疾患、後遺症をもつ頭部外傷など

 

系統的治療を必要とする疾患

臓器・骨髄移植、がん化学療法、 脳・胸部・腹部・骨盤への放射線治療など

 

内分泌・代謝疾患

糖尿病、甲状腺疾患、下垂体機能低下症、副腎不全、など

 

原発性睡眠障害

睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーなど

 

精神疾患

双極性障害、統合失調症、精神病性うつ病、薬物乱用・依存症など

 

 

共存する疾患

以下が共存します。

 

 機能性身体症候群(Functional Somatic Syndrome: FSS)

 

病態線維筋痛症、過敏性腸症候群、顎関節症、化学物質過敏症、間質性膀胱炎、機能性胃腸症、月経前症候群、片頭痛など

 

 身体表現性障害 (DSP-IV)

 

身体症状症および関連症群(DSM-5)、気分障害(双極性障害、精神病性うつ病を除く)

 

その他の疾患・病態

起立性調節障害 (OD):POTS(体位性頻脈症候;postural tachycardia syndrome)を含む若年者の不登校

 

合併疾患・病態

脳脊髄液減少症、下肢静止不能症候群(RLS)

 

気づきにくい疾患

慢性疲労症候群はカラダの痛みや疲労感などよく見られる症状が多く、

 

個人差も大きいため、間違えてしまうことが多いです。

 

倦怠感や節々の痛みが出ると最初は風邪を疑ったりします。

 

風邪薬には痛みを止める成分も入っているため、

 

一時的に症状が軽減してしまい慢性疲労症候群と気づく事が遅れてしまうこともあります。

 

また慢性疲労症候群は比較的新しい病名なため医師の知識が不十分なため、診断が遅れる事もあります。

 

慢性疲労症候群に似た疾患

病院で原因不明と言われ似たような身体的な不調が起こる疾患

 

 

身体化障害(ブリケ症候群)

 

女性に多く、ストレス、葛藤、トラウマを原因に30歳前に発症することが多く、自律神経を乱し

 

身体の各部位の痛み、胃腸症状、性機能の障害、運動や感覚の障害、抑うつ、不安などがみられます。

 

疼痛性障害

 

ストレスが原因で自律神経が乱れ、疼痛が主訴となります。

 

痛みは身体のあらゆる部分で生じますが、背部、頭部、腹部、および胸部が最も一般的です。

 

身体表現性障害

 

ストレスが身体の症状となって表れてしまっている病気です。

 

病院の検査では分からず、本人にとっては強い症状があり、身体の不安がつきない障害です。

 

痛み、しびれ、吐き気などが長時間続きます。

 

自律神経と関連があります。

 

線維筋痛症

 

精神的、肉体的なストレスが原因と考えられており、

 

こわばり感、倦怠感、疲労感、睡眠障害、抑うつ、頭痛、過敏性腸炎、微熱、ドライアイなど

 

自律神経の症状が伴う事もあります。

 

うつ病との違い

両方共気分的な症状と、痛みや疲労感などのカラダの症状が出ます。

 

慢性疲労症候群の方もうつ病と同じくセロトニンの分泌が減少していることが多いため非常に似ています。

 

大きな違いはうつ病は気分の症状が多く、

 

慢性疲労症候群ではカラダの疲労や倦怠感の症状の方が大きい事です。

 

またうつ病は喜びや興味関心などが消失するのに対し、

 

慢性疲労症候群では、その様な症状が少ない事が違いです。

 

 

 

若い女性に急増している理由

 

慢性疲労症候群の約7割は20代から40代の女性です。

 

女性の方がストレスに弱い

 

ホルモンの関係などで男性よりも女性の方がストレスに弱い事が分かっています。

 

女性の環境はストレスが多い

 

社会的にまだまだ男性社会なため仕事家事でストレスが貯まることが多い。

 

男性には無い結婚や出産でのストレスがある。

 

動物も人間も女性はオキシトシンというホルモンが優位になる為

 

「集団を好む」傾向にあります。

 

ライフステージが変わり今までの友人達と話が合わなくなったり悩みを話す相手がいなくなると

 

男性以上にストレスを感じやすい傾向にあります。

 

女性の方が疲れやすい

 

生理周期に合わせてホルモンバランスが変化するためカラダへの影響が甚大です。

 

この時期は男性よりも疲労が溜まりやすいです。

 

また男性よりも繊細で感覚的な部分が多いため精神的に疲れやす自律神経を見出しやすいのです。

 

ダイエットによる栄養の偏り

 

近年流行りの無理なダイエットで栄養が偏り、

 

細胞の修復が遅れ、自律神経が乱れると疲労を回復させることが難しくなります。

 

慢性疲労は社会に理解されにくい

 

慢性疲労症候群はなかなか社会の理解を得難いものです。

 

「気持ちの問題」「みんな疲れてるんだからあなただけじゃないのよ」「大げさね」

 

などと心無いことを言う人も大勢います。

 

人は自分を中心に考える傾向があるため、あなたの辛さを理解しようと想像力を働かせようともしません。

 

職場でも学校でも家庭でも症状を軽く見られてしまうことは本当に辛いことですよね。

 

理解されないストレス

慢性疲労症候群は理解されないことが精神的なストレスになり症状がさらに悪化してしまいます。

 

そこから精神的な症状が強くなり、うつ病、気分障害、不安障害などを発症することもあります。

 

特にセロトニンの関係から慢性疲労症候群はうつ病と似ており、

 

慢性疲労症候群からうつ病を併発することも多いです。

 

慢性疲労症候群の名前が変わるかも

 

慢性疲労症候群の方が、症状を大したことが無いように見られてしまう原因の一つに名前があると思われます。

 

そのため、ちゃんと症状が重いことが伝わるように名前の変更が検討されています。

 

筋痛性脳脊髄炎(ME)

 

慢性疲労免疫不全症候群(CFIDS)

 

慢性活動性EBウィルス感染症(CEBV)

 

Systemic Exertion Intolerance Disease(SEID)

などがあります。

 

セルフケア

自分で出来ることもたくさんあります。

 

ストレス管理

 

ストレスを軽減させる事が自律神経の安定につながります。

 

自律神経を整える

 

自律神経を整える事が心身を休めるために最も重要です。

 

新陳代謝を促す

 

細胞が新しく生まれ変わり、その過程で疲れを回復してくれます。

 

カラダの緊張をほぐす

 

カラダの緊張が強いと自律神経も緊張に傾きます。

 

血流を良くして免疫力を高める

 

感染に対し強くなります。

 

認知行動療法

 

考え方のクセをを認識し、症状の受け取り方を変えることで解放へ向かいます。

 

 

一般的な対処

薬物療法が基本になっています。

 

ビタミンC、メチコバール、抗うつ薬、抗不安薬、

 

免疫グロブリン、睡眠薬、抗炎症剤、リツキシマブ、抗アレルギー治療

 

などです。

薬以外の対処法

 

鍼灸

 

整体

 

認知行動療法

 

食事など

 

間違った施術

特に根拠もなく厚生労働省からも注意勧告が出ているものもあります。

骨盤が歪んでいるせいなので骨盤を矯正しましょうというもの。

 

頚椎が歪んでいて脳幹や神経を圧迫している事が原因の為、頚椎を矯正しましょうというもの。

 

姿勢の歪みのせいで頚椎まで歪んだためなので姿勢を矯正しましょうというもの。

 

脳脊髄液の流れが悪い為、脳を圧迫しているためというもの。

 

以上の4つについて説明しますね。

①骨盤矯正に意味はない

もっとも意味がありません。慢性疲労症候群にも自律神経にも関係ありません。

 

以前もお話しましたが、骨盤は基本的にそんなに歪みませんし、

 

1ミリ2ミリ歪んだ所で何の影響もありません。

 

カラダにはそれ以上に大きく変化する部位がたくさんありますので、

 

そちらを気にされた方が賢明でしょう。

 

もしカラダに不調が出るほど骨盤が歪んだならそれは、

 

骨盤骨折か脱臼か変形です。

 

骨盤矯正をしている場合ではありません。すぐに病院で手術です。

 

また慢性疲労症候群や自律神経失調症に関係する神経も何一つ骨盤を通っていませんので関係ありません。

 

もし万が一骨盤矯正をして症状が収まったという方がいるのでしたら

 

それはカラダを触られたことにより、

 

無意識に安心した為症状が収まった(リラックス効果)というだけのことです。

 

たまたま触ったのが骨盤まわりの皮膚だっただけ

 

それが腕や足の皮膚だったとしても

 

カラダが安心すれば同じ事です。(例えば全身をマッサージされれば気持ちよくてリラックスします)

 

人の力で骨盤に変化が起きる事はありませんし、

 

骨盤が慢性疲労症候群やうつに作用することもありません

②頚椎の歪みは関係ない

 

 

セロトニンに関係するような神経は頚椎にありませんし、

 

そもそもうつや慢性疲労症候群は神経の圧迫とは無縁ですので

 

頚椎がどうなってもうつ病や慢性疲労症候群になりようがありません。

 

また脳幹(生命維持の中枢)が頚椎の歪みにより圧迫されているから慢性疲労症候群やうつになるという人もいますが、

 

全くの根拠のない話です。

 

もし脳幹が圧迫されたなら、命に関るような症状が出ますので、

 

一般の病院で即入院扱いです。

 

一般の病院で分からず

 

脳幹の為の頚椎矯正院でしか分からない脳幹の症状などありません。

 

頚椎矯正の意味がありません。

 

ただ首をマッサージされたり触られたりすると

 

疲労感がマシになったという事はあります。

 

これは①でもお話したようにマッサージによって

 

カラダが安心した為に(リラックスしたということ)

 

自律神経の乱れによる症状が収まったというわけです。

 

お風呂で気持ちよくなって症状が楽になるのと同じですね。

 

ですのでこれは頚椎の歪みが治ったからではないのです。

 

(そのような説明をしてくる人がたまにいますが、

 

頚椎に慢性疲労症候群に関係する神経などそもそも通っていないですし、

 

骨の歪みは関係ありません。

 

また頚椎の矯正は、

 

最近ではアメリカのトップモデルの

 

ケイティ・メイさんが死亡したり、

 

死亡事故や不随などの重大後遺症をはじめ、

 

矯正されてから首が痛くなった、肩こりがひどくなった、しびれがでてきた、

 

などの被害が多数出ていますので

 

厚生労働省より勧告がなされています。勧告はこちら

③姿勢と慢性疲労症候群は関係ない

 

姿勢が悪くて首が前に突き出ようが横に傾こうが、頚椎が歪もうが

 

①②と同じく慢性疲労症候群には関係ありません。

 

慢性疲労症候群の人は元気が無くなるため、前かがみの姿勢になることはありますが、

 

結果として、姿勢が悪くなっただけです。

 

姿勢が原因ではありません。

 

姿勢が悪いからエネルギーをたくさん使うので疲労しやすい等と言う人もいますが、

 

僅かな姿勢の違いで病気になるほどエネルギー消費が大きく変るなどありえません。

 

姿勢と慢性疲労症候群やうつなどのカラダの症状は関連が無いことは

 

研究で証明されていますこちらをご覧ください

 

④脳脊髄液で慢性疲労症候群にはならない

 

脳脊髄液の流れが悪くなるため、脳が圧迫されて症状が出るという人がいますが、

 

全く根拠がありません。

 

脳が圧迫されば、脳出血のような症状が出ますので、全くのデタラメです。

 

また脳脊髄液を矯正でコントロールすることは出来ません。

 

頚椎と骨盤を矯正しても意味がありません。

 

※脳脊髄液減少症という疾患は存在しますが、

 

これは交通事故などの後遺症で見られるもので外傷として、

 

MRIや放射線同位元素検査などで、実際に脳脊髄液の漏れを確認できます。

 

流れが悪いなどでは無く、漏れている外傷です。

 

これは硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ)という治療法が外科で行われます。

 

当然ですが、矯正で漏れを止める事は出来ません

 

慢性疲労症候群が本当によくなるには

薬も状況に応じて必要ですが、本当の意味で良くなるためには、

 

自分自身の治る力を取り戻さなければなりません。

 

 

慢性疲労症候群になぜ鍼灸がいいのか

 

鍼灸は世界中の医療機関や大学で研究されており、多くの効果が認められています。

 

名古屋市立大学病院などで数多くの効果の研究が行われ、結果が出ています。

 

名古屋市立大学病院第二内科膠原病・リウマチ専門外来での実績

 

米国防疫センター (CDC) 及び本邦厚生省調査研究班の診断基準を満足し,

 

長期経過観察が可能で, informed concent が得られ,

 

かつ従来から報告されている各種薬物療法抵抗性の慢性疲労症候群症例8例に対して鍼施術を施したところ,

 

慢性疲労症候群の中心的症状である激しい疲労感は明らかに改善し,

 

随伴症状である様々な身体症状も一部の症例において改善がみられた。

 

また, 免疫学的検査において低下していた末梢血γδT細胞比率が有意に回復した。

 

以上の結果から, 鍼施術は従来からの薬物療法に加えて,

 

慢性疲労症候群の一つの施術法として有用であることが示唆された。

慢性疲労症候群の研究

 

権威ある科学エビデンスのレビューで発表

 

コクラン・レビューで、慢性疲労症候群に東洋医学(鍼灸も同じ理論)が効果的であると発表されています。

 

コクラン・レビューは世界中の臨床試験を収集、分析、評価し厳選された権威があり

 

重要かつ信頼性の高い科学的根拠(エビデンス)を提供しています。

 

これは世界中の医師や医療関係者が注目しているということです。

コクランレビューはこちら

WHO(世界保健機構)で効果が認められている

WHO認定の鍼灸適応疾患の中に神経症や自律神経失調症などうつの症状も含まれています。

(慢性疲労症候群にもうつ症状が出ます。)

 

臨床試験では、鍼灸の効果はアミトリプチリンと同等の効果が示されています。

 

(それ以外にも全身的な自律神経症状の効果が示されています。)

 

当院の特徴

当院の独自性です。

 

痛みの少ない鍼灸と整体です。

 

当院では優しく心地よく、でもポイントは外さない施術を心がけ

 

苦しむ日々から抜け出すお手伝いをします。

 

当院では一人ひとりに合わせた施術を行います

 

体質がそれぞれ違うようにうつの症状もそれぞれ違います。

 

薬のようにすべてのひとに同じものを提供しても意味はありません。

 

そのために大切にしていることは、

 

あなたの体質やライフスタイルに合わせた施術やご提案をすることです。

自律神経を整えます

 

当院では意味のない姿勢矯正や骨格調整は一切行いません。

 

慢性疲労症候群は自律神経が大きく関わっています

 

当院では、全身の鍼はもちろん、

 

日本ではあまり行われていない、本場中国の頭の鍼を取り入れたハイブリッドな鍼灸と整体で施術し

 

自律神経の安定を図りストレスに耐える4つの力「活動力」「免疫力」「自己治癒力」「バランス力」を高めます。

 

メンタルデトックス効果があります

自律神経が安定しカラダの緊張が解けると、

 

溜まっていた不快な感情は循環とともに浄化されやすくなります

 

当院では、

 

「自らバランスを調整する力」

 

「寝れば回復するカラダ」

 

「不安を希望に変えるココロ」

 

を高める事を目指しています。

 

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